まだ残暑厳しい9月、京都に行ってきました。
修学旅行以来の京都になりますが、大人になったからこそ楽しめる、京都ひとり旅をご紹介します。
稲荷伏見大社
今回の旅行で一番行きたかった場所、稲荷伏見大社。
JR 東海の「そうだ、京都、行こう。」のCMでも有名になりましたね。
四条駅から京都駅を経由し、JR奈良線稲荷駅で下車。
階段を登り、境内を右方向へ進むと有名な千本鳥居が見えてきます。
この沢山の鳥居は、願い事が「通るように」或いは「通った」祈願と感謝の意味からだそう。
現在は大小約1万基の鳥居が、お山の参道全体に並んで建っています。
圧巻ですね!
海外や修学旅行生も多く、人が映らないよう、写真を撮るのも一苦労。。。
稲荷伏見大社の定休日や閉門時間
伏見稲荷大社は、定休日や閉門時間がありません。
365日、24時間いつでも参拝できます。
しかも、拝観料はなんと無料!
近年では平日の夜間でもそれなりに参拝客もいるそう。
でも、夜の稲荷伏見大社はチョット怖そうです。。。
八坂神社
9月の中秋の名月の夜でしたので、ちょうど運良く観月祭が開かれていました。
観月祭は境内で行なわれ、拝観も自由。
雅楽や琴の奉納演奏で秋の風情を楽しむことができます。
ちょうど月も綺麗で、厳かな気分に浸りました。
天龍寺~渡月橋~竹林の小径
嵐山へやってきました!
嵐山は平安時代から観光地として親しまれてきたエリアで、歴史的なスポットや美しい自然を体感できるスポットが数多く存在しています。
渡月橋
阪急電鉄嵐山線の桂駅からレトロな電車に乗って、嵐山駅で下車。
徒歩4分ほどで到着。
渡月橋は大堰川に架かる橋で、月が渡るさまに似ているところから、亀山天皇が渡月橋
と命名したと言われています。
嵐山一帯は紅葉の名所ばかりなので、秋には人が一段と賑やかに。。。
また、京都の冬の風物詩である、冬のライトアップが12月から始まります。
これは、嵐山花灯路の一環として行なわれ、雄大で美しい京都の自然景観を幻想的に演出します。
2018年12月8日~17日 17:00~20:30まで行なわれます。
天龍寺
渡月橋を渡り、天龍寺へ。
境内の半分を占めている曹源池庭園は、嵐山を訪れたらぜひ1度は足を運んで貰いたい場所。
嵐山や亀山を借景とし、樹木・岩・池・白砂の組み合わせがとても美しい庭園です。
国の史跡・特別名勝第一号および世界遺産に選ばれています。
重厚な建物と四季折々の花や紅葉とのコントラストはすばらしく、見飽きることはありません。
秋の紅葉の美しさが名高い庭園としても有名ですね。
平日の午前中や、休日の夕刻は比較的空いているようです。
竹林の小径
天龍寺をあとにして、竹林の小径へ向かいます。
渡月橋と並んで嵐山のシンボルでもある竹林の小径。
野宮神社から天龍寺の北側を通り、大河内山荘庭園まで約400mにわたって空を覆うほど高く伸びた竹の林が続く、素敵な小径となっています。
ここは観光客も多く、写真スポットとしてもとても人気があります。
先ほど紹介した、渡月橋と同様、竹林の両側がライトアップされる「嵐山花灯路」が開催され、灯りにゆらめく夜の竹林は幻想的。
私も今度はぜひ、冬の時期に訪れてみたいと思っています。
嵯峨野線 トロッコ列車
嵯峨野線のトロッコ列車に乗るため、トロッコ嵯峨駅に向かいます。
平日だったので、それほど混雑していないだろうと思っていましたが、やはりそこは京都!混んでたみたい。。。
ダメ元で購入可能か聞いてみたところ、5分後に出る嵯峨野7号の乗車券が購入できるとのこと。
たまたま1席だけ空いていたらしいです。
こういうのって、ひとり旅の場合よくあります。ラッキー!
私は往復乗車券を購入。
今回はたまたま運良く購入できましたが、紅葉の時期や休日などの場合は事前購入が安心です。
ネットでも予約ができますよ。
ただし、JR西日本のみどりの券売機、みどりの窓口以外では受取りができないので注意して下さいね。嵯峨野線の窓口でも受取りできないそうなので、せっかく予約できていても目の前で乗れないなんてことになりかねません・・・
また、乗車券のお受け取りには、以下の3つが必要となります。
①お支払(決済)に使用されたクレジットカード②予約番号③電話番号が必要です。
トロッコ列車は全席が指定席。私は1号車でした。
嵯峨駅~亀岡駅まで7.3Kmの道のりを約25分間かけて進んでいきます。
乗車中に駅員さんが回ってこられて、こちらのカメラで写真撮影してくださったり、また、時折トロッコ列車は見所ポイントで止まってくれたりしました。
片道プランで亀岡駅まで来たら、保津川下りで戻るコースも人気です。
今回はひとり旅だったので、保津川下りは次回のお楽しみ。
京都の和菓子
京都に来たら、やっぱり和菓子!
有名な八つ橋はもちろん、わらび餅や葛きりなど、美味しい和菓子が沢山あります。
高台寺 落匠 わらび餅
お勧めは、高台寺 落匠(こうだいじ らくしょう)のわらび餅。
清水寺の近く、京都東山の高台寺参道 ねねの道にあります。
鯉のいる庭園に数寄屋造りのお店。
なんとも風情がありますよね。
私は、草わらび餅と抹茶のセットを頂きます。お値段は900円。
宇治小山園の上質抹茶をふんだんに使用したわらび餅は、ぷるぷるで食べた瞬間に溶けるような食感です。
鍵善良房 葛きり
もう一つおすすめなのは、葛きり。
この鍵善良房(かぎぜんよしふさ)四条本店。八坂神社からほど近い通りにある江戸時代から続く名店です。
重厚な店構えに歴史を感じながら店内へ。
私は名物の葛きりを黒蜜で注文しました。(白蜜もあります)
スッキリとした甘さで、飽きがこない上品な甘味。ボリュームもあります。
まだ残暑の残る京都では、とても贅沢な時間を過ごせます。
毎年、11月に日本橋三越で開催される「洛趣展」に出店されているようですので、お近くの方はお出かけしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は金閣寺や銀閣寺など定番のコースには行かず、修学旅行では回らなかった京都巡りをしてみました。
予定通りに行かなかったりすることもありますが、そこはひとり旅の醍醐味として楽しめれば良いと思っています。
では、みなさんもよい旅を!
chakorepo